ロケット交流会2014 レポート

 

 出展物を通し有人飛行コンソーシアムKanauの活動を広め,宇宙芸術,宇宙船内のインテリアデザイン,火星フライバイミッション設計などを通じて有人宇宙開発について多くの人に知っていただく事を目的として出展しました.

 

 


【宇宙楽器】

・無重力空間で使用されている様子の放映
・来客者による演奏体験

 

 宇宙楽器のような宇宙芸術が宇宙飛行士の精神的ケアや,宇宙における新たな文化や価値の創造につながる可能性があるというところについて,工学部学生や来場者の方に興味を持っていただくことができました.

 

                        

 

 

 

 

 

 

【閉鎖環境体験コーナー】

・閉鎖環境の体験


 
内側に鏡が貼ってある四角い筒状の箱の中へ被験者に入ってもらい,鏡が0枚から4枚まで見えるときの感想をそれぞれアンケートから回答してもらいました.アンケートでは見えている鏡の枚数ごとに,1圧迫感,2快適さや心地よさ,3不安さ,4好奇心,5緊張感,6恐怖感という全6項目に対して「かなり感じた」,「すこし感じた」,「変わらない」,「あまり感じない」,「まったく感じない」のどれか当てはまるものをひとつ選んでいただきました.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


(紺色の布が見える箱の中に入ってもらっているところの写真)

 


























(左右2枚の鏡が見えるときの感想を答えていただいています.)

 

 結果として,鏡があると広く感じられるという意見を多く頂きました.しかし,最も心地よく,かつ広く感じることができる鏡の枚数は被験者の性格により異な り,4側面すべての鏡が見えていれば良いというわけではありませんでした.特に左右の2枚,前と横の2枚がよいとの声が多く,今後ともこの実験を続けていけば人間の空間の感じ方の本質に迫る興味深いデータが得られると交流会参加者一同感じました.

 また,鏡ではなく壁面のモニター化やバーチャルリアリティを見せることにより狭小空間における宇宙飛行士のストレスを緩和する案など,新たな意見も生まれました.

 

 

 

【ポスター,チラシ】
IM国際ミッションコンペの実績(優勝)とミッションの説明
・今後のKanauの活動内容の紹介

 

チーム参加希望の学生も現れ,Kanauの活動や宇宙芸術をより広く知ってもらうことができたと思います.交流会参加者も宇宙関係に深く携わっている学生が多く参加の意義は大きなものでありました.

 

 

今後Kanauとしては海外の有人宇宙の団体との連携など,活動の場を広げていきたいと考えております.どうぞよろしくおねがいいたします.